ボルクール
2023年 07月 20日
どもっ。( ^o^)ノ
いや~暑いっ! クソ暑い!(笑)
暑さに弱いオジイチャンはこのところ24時間体制で
エアコンを稼働しております。
この様子だと今月分の電気代請求書を見たときは
さぞや暑さも吹っ飛んで寒気を覚えるくらいの電気料金に
なるのであろうなあ。。
まあ、過去には無自覚の内に熱中症でぶっ倒れて
病院で、「もう少し遅かったら危なかったねえ・・」
「死なないまでも腎不全になっちゃうからね」と
注意されたこともありました。
いやあ、たしかに病院で何本もデッカい点滴を打たれ
意識がハッキリしたあとトイレに行って放尿したら
まるで濃い麦茶のような色の尿が出たときは
かなりビックリしたもんです。
むうぅ、こりゃあ確かに手遅れになっていたら
本当に腎臓がぶっ壊れちまうな・・とゾッとしました。
つうことでジッチャン、バッチャンだけに関わらず
この時期はガンガンとエアコン使いましょう!
さて先日、数年ぶりかで久喜市にある『walrus』に
ブラッと出かけて遊んできたのですが、その時に
店長さんから噂の栃木に新しくオープンするジムの
話を聞いてきました。
場所は栃木の佐野藤岡あたりらしいとは聞いていたので
(ん~・・これはタカちゃんのジムと競合しちゃうのかな?)
と気になったけれど距離はだいぶ離れている感じですね。
で、まあ下道でもたいした距離ではないけれど、虚弱老人に
とって、33℃越えの日中の暑さは命取りになるだろう、と
言うことで、今日は高速を使ってバビューンと飛ばし
1時間足らずで、あっという間にジムに到着。
下手に都内のジムに遊びに行くよりよっぽど近いね。
ジム周辺には商業施設もなく、小さな飲食店やコンビニがポツンと
点在している程度で、少し行くと田畑ばかりが目に付くような
場所。
10年間以上、借り手がいなかったらしい物件ということだけど
ボルダリングジムなんて、だいたい酔狂な人が来る場所だから
都内と違ってあまり立地は関係ないのかもね。
まあ、この辺りに済んでいる人なら自家用車は必需品なんだろうし、
以前、群馬県の某ジムオーナーから聞いた話だと「駐車場の広さで
どれくらい集客出来るかが変わるんです」と言っていましたからね。
その点、こちらのジムの駐車場はコンビニ並み・・
ん?もしかすると以前はコンビニだったのかな?
とまあ、ジム入店前に熱波に炙られつつあれこれと推測。
いつもながら前置きが年寄りの放尿さながらに無駄にダラダラと
長くなっちゃったけど、本日の巡礼店は栃木県にオープンした
【Hi-average】(ハイアベレージ)です。
で、ジムにIN。
受付でいつものようにあれやこれやの手続き。
チャチャッと身支度をして早速、ジム内探訪。
実はこちらのジム、単にボルダリングを楽しむだけのジムでは
なくて、身体の能力向上を計るためにパルクールの基礎的な動きを
習得させるためのエリアが設けられているんです。
どうもオーナーとしてはこちらの方をメインに考えているような
感じがしましたね。
つうことでジム内をグルリと見回してみると、壁面は各傾斜壁は一通り
網羅されているし、壁の高さも十分。
ボルダリングジムとしてだけ見ると小規模ジムって感じですかね。
【ボルダリングエリア】
正面右手側の100度壁には最近よく見かける擬岩ホールドが。
【擬岩ホールドはこんな感じ】
【プチルーフ・緩傾斜】
【強傾斜】
【スラブ・垂壁】
課題はラインセットなのでわかりやすく直感的に取り付ける感じ。
で、いつものようにアップで3級をジャンジャン登る。
予想していたよりもノーマルなグレーディングな感じで
気持ちよく登れる。
と言うのも実はこちらのオーナーさん、以前は群馬で【OZ(オズ)】と言う
ボルダリングジムを長い間経営されていた方。
(現在は【ZIGZAG】と言うジムに代替わり)
で、ワタシも大昔その【OZ】には何度か遊びに行ったことがあったのですが
なかなか厳しいグレーディングで、3級を1本登るのがやっとだった記憶しか
ありません。
それも今よりはまだ登る力があった頃の話なので、今日は4級あたりが
登ることが出来ればいいほうかなあ?
と思っていたのです。
なので3級をサクサクとほとんど休まずに登れたのは有り難しですなあ。
(*⌒▽⌒*)
で、ジイチャン調子に乗って、115度壁の2級もお触り。
ふうむ・・・ムーヴはシンプル、が見るからにホールド悪しw ( ̄∇ ̄)
まあやってみましょ、初手エイヤッ、ムググ・・悪い、、
二手目ダアーッ!わ、悪い・・う、う、動けにゃい・・キャイーン。
敗退。。。。保持が出来なきゃ頑張りようがないすわ~(笑)
まあこう全く保持できないで登れないってのは却って清々しく
諦められるもんです。
つうことで他の2級課題もお触りして見るも中間部のムーヴが
出来ないだとか、出だしが出来ないだとかで、ことごとく敗退。
あちゃ~・・やっぱり3級は易しめの設定だったんだなあ、納得。
休憩なしで登り続け、1時間少々で、すでにエネルギー残量が
残り僅かになってしまったので、ここで小休止。
そこを見計らって店長が「以前、OZに来たことありますよね?」
と声を掛けてくれた。
さすが客商売をやっている人は覚えがいいもんですなあ。
しばし、こちらにジムオープンしたことなどの経緯について
お話をうかがった。
さて、ジイチャンはいくら休憩してもエネルギーは回復しそうにも
ないので、諦めてお登り再開。
1本くらい2級を登りたいなあ、と今度は真剣にオブザベ。
むむう・・どれもクセがありそうだなあ・・と考えていると、
店長が一言「これなんかどうですか?」と100度壁にある
擬岩ホールドを使った課題を指さす。
(擬岩ホールドって触り心地が好きじゃないんだよなあ・・)
と思いつつも、「これって何級の想定なんですか」と訊いてみた。
すると「左が3級で右のが2級ですよ」と言う。
なるほど、まあ折角勧められたんだから触ってみるかあ~、と
まずは3級の方を触ってみる。
案の定、ホールディングの位置がよく分からずに一度目は
ボデッと落下したけれど、なんとか二度目で完登。
ふー。。
はい、じゃあ次は2級ね。
こちらはどういうわけか最初のトライでゴール一手前まで
スルスルと進んだけれど、次の一手を出すためのハイスタンスに
足が上がらない。
相変わらず股関節の可動域がセマセマジイサン。
困ったなあ~、と壁を見上げて腕組み数分。
まあ考えていてもムーヴ云々の話ではないのでやるしかないか。
ってことで、またまた上部までは難なくたどり着き、さてどうする
必死で右足を上げようとするが上がらす、保持している左手は
今にもすっぽ抜けそう。
一か八かで、一旦ホールドに膝を乗せてから右手をプッシュして
なんとか足を乗せて、次のホールドを保持。
核心を越えてギリギリでゴールを掴んだ。
はぁーお疲れ~。
相変わらず無様な様子で薄氷の2級ゲット。草生えまくりですわ。
つうことで、今日の成果は3級沢山、2級1本と言うショボいものでした。
さてお登りも終了したので、次は店長さんの念願であったパルクールエリアを
見学。
【パルクール練習エリア】
所謂、最近の本格的パルクールジムというものではなくて、あくまで
基礎トレーニングを行うレベルといった感じですね。
最近は、埼玉、千葉、東京、栃木にも【Ninjaパーク】というパルクールの
ような施設が増えてきているみたい。
こういう遊びって昭和中期に生まれたオジイチャンの自分としては、
周辺に広大な空き地や原っぱがあったのでチビッコがみんな普通に
していたものだけどね。
当時は、どれだけ無茶なことが出来るかってのが男の子の中では
遊びの一つで、ワタシなんかもどれだけ高いところから飛び降りる
ことができるかってのを競っていたりしました。
まあ、中には足を骨折したり、ヒビが入ったりするヤツとか(笑)
バク転やバク宙の練習を砂場でやるとか、今考えると自殺行為だよね。
ブランコを思いっきり漕いで飛び出し、防護柵の上にスタッと
飛び乗るとか、ほぼ今のパルクールみたいだったなあ。
そんなことばっかりやっているから足や鎖骨を骨折したりするヤツが、
年に一人や二人はクラスにいた時代でした。
そんなことを思い出しながらパルクールエリアを眺めていると昔は、
どこででも出来たことが、今はお金を払わないと出来ない時代に
なってしまったんだなと奇異に感じられたな。
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by JIJI_MOUNTAIN
| 2023-07-20 21:35
| climbing gym
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