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二子山

 先週までの降雨の予報が変わったので、久しぶりに岩場へ。

 最近、北川や金毘羅岩でチャートの岩壁が続き、石灰岩が恋しくなったので、ちょうど二年ぶりに二子山に行くことにした。
 二年前に初めて二子山に行ったときは、弓状エリアは、染み出しでほぼ全滅状態だったため、広場エリアでお茶を濁して帰った。今回は、まだ行ったことのない、祠エリアに行くことにした。前回、思ったのは、おたっしゃ倶楽部の実力では、まだまだ弓状エリアには歯が立たないと言うこと。しばらくは、弓状エリアは、封印とした。

 祠エリアに着いてみると先客が一組いたが、私たちが準備をしているうちにウォームアップを終えたようで、弓状エリアへと移動していった。ここのところどこの岩場に行っても貸し切り状態で、ありがたい。
 さて、どれから登ろうかと、トポを眺めてルートを探すが、岩の形状とトポ図が今一つ、ハッキリとわからない。
 ”二子山はグレードが辛い”と聞いているので、用心して、5.10台でアップをすることにし、「んじゃ、たぶんこれ5.10bだと思うからやってみようかあ」と取り付いてみることに。

 (ん~、見た目からえらい悪そうだなあ・・・)と思いながらもトライ。一手目、ウッ、甘い、二手目、ありゃ悪い、三手目、なんじゃこりゃあ、体上げられないぞ!! むむむ・・、テ、テ、テンション・・、早くも敗退。

 二子山、恐るべし、5.10bでこの厳しさかあ・・。グッタリして下に降ろしてもらう。ろくに登ってもいないうちに昼食休憩へ突入。
 いくら何でもこれで5.10bとは、厳しすぎるなあ・・、と思い、昼食を取りながらトポを眺めているうちに、なんとなく岩の形状とトポの照合が出来るようになってきた。これって、もしかすると!。

 なんと5.10bだと思って取り付いていたのは、『コロッサル 5.12c』でした。はははは、もう笑うっきゃない。厳しくて当たり前。
 気を取り直して、左隣の『セダン 5.11c』にトライ。出たしからガバで、ルートも短く、核心は一個所だけ。オンサイトトライは、失敗し、ワンテン。2回目でレッドポイント出来ました。二子山の中では、超お買い得の5.11cなんでしょうね。

 クライミング以外のことであたふたとして、なんだかグッタリと疲れてしまったので、簡単そうなルートで終わりにしようと言うことになり、『ごんべえ 5.11a』にトライ。
出だしから中間部までガバホールド続き、トラバース後に、やっと核心部らしきところへ。 (おっ、意外に悪いぞ・・)レストしながらホールドとムーブを確認して、核心を抜け、終了点へ。本日最後の一本は、やっとマスターオンサイトで締めくくることが出来た。

 いつになったら本格的に弓状エリアへデビュー出来ることやら・・、先が思いやられる感じの一日だった。しばらくは、長い持久系のルートで鍛え直さないとね。     
# by JIJI_MOUNTAIN | 2005-05-22 00:43 | outdoor climbing | Comments(0)

I can't stand not climbing, so realy?


by JIJI