掉尾を飾る
2014年 08月 24日
World Championship Bouldering 2014 終了しましたね!
いやあ準決勝を観たら、これはジム巡礼なんか行ってる場合じゃないっ!って
気持ちになって、決勝のネット中継を食い入るように観ちゃいましたw
ワタシ的にはジムで1日登るよりは、何倍も勉強になったし、おおいに刺激に
なりました。
なんかすごく感動したなあ。
しかし素晴らしい、本当に素晴らしい、そしてものすごいクライミングを
観たって感じです。
ああ生きててよかったあ~ww
さて、もう皆さんご承知でしょうが結果は以下の通りです。
MEN
WOMEN
まず男子。
世界選手権にはやはり魔物が住んでいるのか、大方の予想は地元のヤンが圧倒的に
有利と言われていたものの、決勝でオンドラ君にひっくり返されてしまいましたね。
準決勝の結果からトライの順番が先のオンドラ君が、アテンプト数を重ねながらも
見事に四課題全てを全完登で終え、あとは最後に登場のヤンの結果待ちに。
準決勝の結果はヤン、オンドラとも互角だったので、ヤンが最終課題をオンドラより
少ないアテンプト数で完登すれば優勝が決まると言う、もう観ていてもハラハラドキドキ、
心臓に悪い戦いw
で、やや緊張の面持ちで登場し、最終課題に臨むヤン。
一度、二度とトライするがどうしても核心を越えられない。
地元選手とあって、オーディエンスの応援、そして解説にも力が入る。
しかしトライを重ねていくうちに、とうとうオンドラのアテンプト数を越えてしまった。
この時点で、New World Champion、世界の頂点に立ったのは、アダム・オンドラ!
今回、キリアンは準決勝で敗退だったし、ドミトリーも決勝では精彩を欠いていた感じでしたね。
特に、前日行われた準決勝の時のドミトリーは、ただ一人の全課題完登か!と
思わせる勢いだったのに、なぜか最終課題でチョンボ。。
なぜか、ドミトリーなら楽勝でしょう~、って課題をムーヴのチョイスミス、観ていても、アレ?って
気がしました。
ドミトリーって、みんなが苦労するような課題はサクッと登るのに、その逆にみんなが
それほど手こずらないような課題で取りこぼすってのは以前からだけど、まあそのあたりの
むらっ気のあるところもファンのワタシとしては好きなんですけどね。
しかしキリアンは、力の衰えを隠せない感じになってきましたね。
どんなに強い選手でもいずれは舞台から去るときが来ると言うことなんでしょうけど
ちょっと寂しい気もしました。
それにしてもヤンをおさえて二位にくい込んだ、スロベニアのクルーダーは
粘り強くていいクライミングでした。
こうしてみるとワールドカップには伏兵だらけってことですなww
そして女子のほうといえば、、、、、、やってくれました!
ジュリア-ン!、ヤッホーイ!!!!
正直、今回もどうかなあ~、、って思っていたんですけどね。
失礼ながらオッチャンが事前に予想した順位だと、シャウナ、野口さん、プッチオ、
ってところで、まあ魔物もいることだし、ジュリアンは四位くらいかな?
って思っていました。
が、シャウナはシリーズ戦のさなかに、コンペはそれほど楽しくない、みたいな
発言もしていたし、以前ほどはコンペに対するモチベーションがないんでしょうね。
たしかにワールドカップで初優勝する前などはいつもニコリともしないクールな
ポーカーフェイスだったのがこのところはコンペの時の表情が柔和になってる。
今回、ジュリアンはどの課題でも実に安定した登りだったし、とくに決勝最終課題の
ランニングジャンプ課題では得意系ってこともあってか、わざとホールドを一つ飛ばして
観客にサービスしたんじゃないの?って感じでしたよね、かっこよかったなあ~。
優勝が決まって、めずらしく嬉し涙を拭うジュリアンにもグッときたなあ~
カッコよくてカワイイ~!!
世界選手権、終わってみれば、やはり実力者といえどもそう簡単にも
優勝できない戦いなんだなあと改めて思いました。
さて、お次はWorld cup LEAD、そしてロックマスターと世界選手権。
Boulderingでは、ロックマスター、ロックスターズとかレジェンドコンペとか、
まだまだ熱いBouldering compeも続くのであります。
つうことでオッチャンはこのまま登らない、そして登れない、ただのコンペウォッチャーに
なってしまうのかも知れませんw
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【World Championships Munich - Boulder - Semi-finals 9:30からスタート】
男子準決勝第一課題。まずは、堀君から!
第三課題の堀君の登り必見です!
オンドラさえも登れなかった課題を堀君がやっつけちゃってます!
この第三課題は、ムーヴの読みとポッケの保持力勝負みたいに見えたけど
ドミトリーの化け物的な保持力が圧巻でした。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【World Championships Munich - Boulder - finals 15:30からスタート】
男子決勝第一課題、核心はゴール保持なんだけど、ホールドの向きと形状の
せいでなかなか完登者が出ない。。
オッチャンもネットで観戦しながら、ない頭を総動員してムーヴを考えたw
これは、、ボテ下のホールドを足で使えれば、保持、マッチができるかも・・。
ってなことを思っていたら、オンドラ君がワタシの思っていたのと全く同じムーヴで
完登してビックリするやら、うれしいやらww
まあ何人も観たあとだから分かったんだけど、こんなの初見では分からんね。
どうも今回は男女ともにゴール取り核心がいくつかあったけど、もしかして
マニュエル・ハスラーの課題とかかね?
女子第二課題の野口さんの執念はすごかったですね。
手順、ムーブを読み違えたところからの渾身の修正、あきらめない強い気持ちと
絶対に登りきるんだ!って言う気迫。
惜しくも完登はならなかったけれどいい登りだったなあ。
日頃、ジムで登っているときも強い気持ちを保ちながら登るっていう
トレーニングをしていないとダメなんだろうね。
ああ、間違えたあ~だめだあ~、、、ボテッ。。。
と落ちちゃうのが一般ヘボクライミング愛好家w σ(゚∀゚ )オレ
そして、プッチオは確実に進化していましたね。
最終課題、ボテ上のランニングジャンプ課題で、以前はまったく対応できずに
苦手系だったのに今回はきっちりと決めて完登。
プッチオさん、来シーズンはいよいよ頂点にって感じですかね。
早くも来年が楽しみになってきましたww
さてと暑さもすこし和らいできたし、来週はちょいと遠出してみようかな。。。
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いやあ準決勝を観たら、これはジム巡礼なんか行ってる場合じゃないっ!って
気持ちになって、決勝のネット中継を食い入るように観ちゃいましたw
ワタシ的にはジムで1日登るよりは、何倍も勉強になったし、おおいに刺激に
なりました。
なんかすごく感動したなあ。
しかし素晴らしい、本当に素晴らしい、そしてものすごいクライミングを
観たって感じです。
ああ生きててよかったあ~ww
さて、もう皆さんご承知でしょうが結果は以下の通りです。
MEN
Rank | Name | Nation | Final | Semifinal | Qualification Group 1 | Qualification Group 2 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Ondra | Adam | CZE | 4t16 4b16 | 3t7 3b6 | 4t11 4b9 | |
2 | Kruder | Jernej | SLO | 3t12 4b13 | 2t3 4b12 | 4t7 5b7 | |
3 | Hojer | Jan | GER | 3t12 3b9 | 3t7 3b6 | 4t9 5b11 | |
4 | Glairon Mondet | Guillaume | FRA | 2t6 3b7 | 2t2 4b9 | 4t8 4b6 | |
5 | Sharafutdinov | Dmitrii | RUS | 1t4 3b9 | 3t8 4b7 | 4t8 4b4 | |
6 | Hori | Tsukuru | JPN | 0t 2b9 | 3t8 4b8 | 3t5 4b7 |
WOMEN
Rank | Name | Nation | Final | Semifinal | Qualification Group 1 | Qualification Group 2 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Wurm | Juliane | GER | 3t8 4b8 | 4t5 4b4 | 5t10 5b10 | |
2 | Puccio | Alex | USA | 3t9 4b9 | 2t2 3b3 | 5t11 5b8 | |
3 | Noguchi | Akiyo | JPN | 1t1 3b3 | 3t3 4b5 | 4t6 5b9 | |
4 | Coxsey | Shauna | GBR | 1t4 4b7 | 3t6 4b6 | 5t16 5b12 | |
5 | Le Neve | Melissa | FRA | 0t 3b3 | 2t2 3b5 | 4t7 5b8 | |
6 | Tracy | Michaela | GBR | 0t 3b5 | 3t8 4b10 | 5t10 5b9 |
まず男子。
世界選手権にはやはり魔物が住んでいるのか、大方の予想は地元のヤンが圧倒的に
有利と言われていたものの、決勝でオンドラ君にひっくり返されてしまいましたね。
準決勝の結果からトライの順番が先のオンドラ君が、アテンプト数を重ねながらも
見事に四課題全てを全完登で終え、あとは最後に登場のヤンの結果待ちに。
準決勝の結果はヤン、オンドラとも互角だったので、ヤンが最終課題をオンドラより
少ないアテンプト数で完登すれば優勝が決まると言う、もう観ていてもハラハラドキドキ、
心臓に悪い戦いw
で、やや緊張の面持ちで登場し、最終課題に臨むヤン。
一度、二度とトライするがどうしても核心を越えられない。
地元選手とあって、オーディエンスの応援、そして解説にも力が入る。
しかしトライを重ねていくうちに、とうとうオンドラのアテンプト数を越えてしまった。
この時点で、New World Champion、世界の頂点に立ったのは、アダム・オンドラ!
今回、キリアンは準決勝で敗退だったし、ドミトリーも決勝では精彩を欠いていた感じでしたね。
特に、前日行われた準決勝の時のドミトリーは、ただ一人の全課題完登か!と
思わせる勢いだったのに、なぜか最終課題でチョンボ。。
なぜか、ドミトリーなら楽勝でしょう~、って課題をムーヴのチョイスミス、観ていても、アレ?って
気がしました。
ドミトリーって、みんなが苦労するような課題はサクッと登るのに、その逆にみんなが
それほど手こずらないような課題で取りこぼすってのは以前からだけど、まあそのあたりの
むらっ気のあるところもファンのワタシとしては好きなんですけどね。
しかしキリアンは、力の衰えを隠せない感じになってきましたね。
どんなに強い選手でもいずれは舞台から去るときが来ると言うことなんでしょうけど
ちょっと寂しい気もしました。
それにしてもヤンをおさえて二位にくい込んだ、スロベニアのクルーダーは
粘り強くていいクライミングでした。
こうしてみるとワールドカップには伏兵だらけってことですなww
そして女子のほうといえば、、、、、、やってくれました!
ジュリア-ン!、ヤッホーイ!!!!
正直、今回もどうかなあ~、、って思っていたんですけどね。
失礼ながらオッチャンが事前に予想した順位だと、シャウナ、野口さん、プッチオ、
ってところで、まあ魔物もいることだし、ジュリアンは四位くらいかな?
って思っていました。
が、シャウナはシリーズ戦のさなかに、コンペはそれほど楽しくない、みたいな
発言もしていたし、以前ほどはコンペに対するモチベーションがないんでしょうね。
たしかにワールドカップで初優勝する前などはいつもニコリともしないクールな
ポーカーフェイスだったのがこのところはコンペの時の表情が柔和になってる。
今回、ジュリアンはどの課題でも実に安定した登りだったし、とくに決勝最終課題の
ランニングジャンプ課題では得意系ってこともあってか、わざとホールドを一つ飛ばして
観客にサービスしたんじゃないの?って感じでしたよね、かっこよかったなあ~。
優勝が決まって、めずらしく嬉し涙を拭うジュリアンにもグッときたなあ~
カッコよくてカワイイ~!!
世界選手権、終わってみれば、やはり実力者といえどもそう簡単にも
優勝できない戦いなんだなあと改めて思いました。
さて、お次はWorld cup LEAD、そしてロックマスターと世界選手権。
Boulderingでは、ロックマスター、ロックスターズとかレジェンドコンペとか、
まだまだ熱いBouldering compeも続くのであります。
つうことでオッチャンはこのまま登らない、そして登れない、ただのコンペウォッチャーに
なってしまうのかも知れませんw
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【World Championships Munich - Boulder - Semi-finals 9:30からスタート】
男子準決勝第一課題。まずは、堀君から!
第三課題の堀君の登り必見です!
オンドラさえも登れなかった課題を堀君がやっつけちゃってます!
この第三課題は、ムーヴの読みとポッケの保持力勝負みたいに見えたけど
ドミトリーの化け物的な保持力が圧巻でした。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【World Championships Munich - Boulder - finals 15:30からスタート】
男子決勝第一課題、核心はゴール保持なんだけど、ホールドの向きと形状の
せいでなかなか完登者が出ない。。
オッチャンもネットで観戦しながら、ない頭を総動員してムーヴを考えたw
これは、、ボテ下のホールドを足で使えれば、保持、マッチができるかも・・。
ってなことを思っていたら、オンドラ君がワタシの思っていたのと全く同じムーヴで
完登してビックリするやら、うれしいやらww
まあ何人も観たあとだから分かったんだけど、こんなの初見では分からんね。
どうも今回は男女ともにゴール取り核心がいくつかあったけど、もしかして
マニュエル・ハスラーの課題とかかね?
女子第二課題の野口さんの執念はすごかったですね。
手順、ムーブを読み違えたところからの渾身の修正、あきらめない強い気持ちと
絶対に登りきるんだ!って言う気迫。
惜しくも完登はならなかったけれどいい登りだったなあ。
日頃、ジムで登っているときも強い気持ちを保ちながら登るっていう
トレーニングをしていないとダメなんだろうね。
ああ、間違えたあ~だめだあ~、、、ボテッ。。。
と落ちちゃうのが一般ヘボクライミング愛好家w σ(゚∀゚ )オレ
そして、プッチオは確実に進化していましたね。
最終課題、ボテ上のランニングジャンプ課題で、以前はまったく対応できずに
苦手系だったのに今回はきっちりと決めて完登。
プッチオさん、来シーズンはいよいよ頂点にって感じですかね。
早くも来年が楽しみになってきましたww
さてと暑さもすこし和らいできたし、来週はちょいと遠出してみようかな。。。
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by JIJI_MOUNTAIN
| 2014-08-24 22:58
| Soliloquy
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