感動ジイサン
2014年 06月 29日
いやあ、ボルダリングジムってのが
いつのまにか登るのは二の次の場所となっていた
と言うのを始めて知ったオッチャンです、どもっ。
まあそのことはあとで書くとして、、、
IFSC Climbing Worldcup Bouldering 終わってしまいましたねえ。
で、皆さん、すでにご存じの通り、Laval (FRA)大会で、野口選手優勝!!
そして二位には、野中さんが!!!
日本女子のワンツーフィニッシュでっす!
それにしてもボルダーには今シーズンから初参戦の野中さんは
ずっと安定してファイナリストに入るし、もうなんか一週間刻みで
強くなってる感じでしたよね。
この感じってサチ君がどんどん力をつけていた時と似てますね。
短期間なのになんだか見るたびに全く違う段階の強さになっているって言う。
今大会のファイナルでも野口さんが登れなかった課題を野中さんは完登していて、
最終課題もあと少しで完登というところでした。
この課題、ムーヴの読み間違いがあったのが悔やまれますね。
解説者が、やたら難しいムーヴで登ってるなあ、と言っていたのが
可笑しかったですw
もしこの最終課題を完登していれば、野中さんの優勝となったわけで、
いやはや本当にまだまだ底知れない人です。
見ていると課題に対しての身体の反応、適応力がすごく早いですね。
登りかたもコンペティターらしく慎重で丁寧。
野中さんの登りを見ていると、同じ課題を登っているときのアンナの登りが
すごく雑に見えて来ちゃう。
まあアンナはアンナで、そういう大胆な登りも魅力ではあるわけですが。
まだ17歳だし、この先10年くらいは十分に世界で戦っていけるわけで、
いやホントに彼女のこれからの活躍には目が話せない感じです。
そして野口選手は今大会でも優勝を飾り、4連勝。
シャウナをふりきっての総合優勝、ゴイスーですなあ。
前半戦は調子が上がらず、今シーズンは・・とちょいと危ぶまれたけれど
さすがに実力者ですね、最後はきっちりと決めてくれた感じ。
男子の総合優勝は、ヤン。
インタビューを聞いていると、今シーズンに臨むにあたって、かなりの
ハードトレーニングをこなし、食事などの健康面にも今まで以上に留意したと
言っていましたね。
たしかに昨年までの(2012,2013)の動画をいくつか見直してみると、
だいぶミスが少なくなっているように感じました。
とにかく体格的に有利なところと圧倒的なフィジカルの強さがあるので
あとは課題の読みとか精神的な面がもっとコントロール出来るようになると
当分、地位は揺るがないんでしょうね。
今シーズンも大会によっては、むらっ気が出て、登れない課題の時は苛立ちからか
スタートがルール違反すれすれのトライをしていたこともありましたよね。
ドミトリーみたいに登れない時でも王者らしくキレイなトライを見せて
欲しい気がします。
あと杉本選手が故障で出場できなくなってしまったのが残念でした。
来シーズンはさらにパワーアップしてもどってきて欲しいですね。
あの躍動感のある登りは見ていてスカッとしますしね。
【starts at 37:25】
でまあ最終戦で、オッチャンが一番グッと来たトライは、男子のファイナル第4課題で
開催地のフランス人選手、Jeremy Bonder。
この第4課題、上部のボテジャミングからの一手とゴール取りが観ていても分かるくらい悪いw
次々と出てくる選手もみんな手こずっているし、ヤンは下部でさえも全く歯が立たない、、。
Jeremy Bonderも上部のジャミングまではスイスイと行くが
そこからが全く動けない。。
スタンスも悪いんだよなあ・・・。
何度トライしてもジャミングから先の一手が、、、
地元の観客たちもちょいとあきらめムード、、、
動画を観ていたワタシも、これはちょっと完登は厳しそうだなあ、、って思っていました。
そして残り11秒、ラストトライ!
観客に声援を頼むJeremy、オレはまだあきらめていないぜっ!て感じ。
スタート、そしてスルスルと核心のジャミングポイント!
ブザービート、もう残り時間はない・・。
必死で両手をねじ込む!ねじ込む!
ボテと身体が一体化しているんじゃないかと思えるくらい、しがみついている。
カメラがJeremyの表情をとらえる。苦痛に顔を歪めているようにも見える。
止まるのか?ジャミングきいてるのか?
固唾を呑んで見守る、するとスッと左手が伸び、ゴール前のホールドを
とらえた!
慎重に足をボテへ、そして一瞬ビス穴に一本指をさそうとしたかのような仕草を見せ、
ボテにフットジャムを決めてゴール保持!!
雄叫び、歓喜、オーディエンスも拍手喝采! カッケー。
いやあワールドカップ最高だわ、たまらんわあ~
あっ、冒頭で書いたジム話を書くの忘れちゃった。。
まあ思い出すと腹が立つというか、あきれちゃったのでこのまま忘れとくか。
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いつのまにか登るのは二の次の場所となっていた
と言うのを始めて知ったオッチャンです、どもっ。
まあそのことはあとで書くとして、、、
IFSC Climbing Worldcup Bouldering 終わってしまいましたねえ。
で、皆さん、すでにご存じの通り、Laval (FRA)大会で、野口選手優勝!!
そして二位には、野中さんが!!!
日本女子のワンツーフィニッシュでっす!
それにしてもボルダーには今シーズンから初参戦の野中さんは
ずっと安定してファイナリストに入るし、もうなんか一週間刻みで
強くなってる感じでしたよね。
この感じってサチ君がどんどん力をつけていた時と似てますね。
短期間なのになんだか見るたびに全く違う段階の強さになっているって言う。
今大会のファイナルでも野口さんが登れなかった課題を野中さんは完登していて、
最終課題もあと少しで完登というところでした。
この課題、ムーヴの読み間違いがあったのが悔やまれますね。
解説者が、やたら難しいムーヴで登ってるなあ、と言っていたのが
可笑しかったですw
もしこの最終課題を完登していれば、野中さんの優勝となったわけで、
いやはや本当にまだまだ底知れない人です。
見ていると課題に対しての身体の反応、適応力がすごく早いですね。
登りかたもコンペティターらしく慎重で丁寧。
野中さんの登りを見ていると、同じ課題を登っているときのアンナの登りが
すごく雑に見えて来ちゃう。
まあアンナはアンナで、そういう大胆な登りも魅力ではあるわけですが。
まだ17歳だし、この先10年くらいは十分に世界で戦っていけるわけで、
いやホントに彼女のこれからの活躍には目が話せない感じです。
そして野口選手は今大会でも優勝を飾り、4連勝。
シャウナをふりきっての総合優勝、ゴイスーですなあ。
前半戦は調子が上がらず、今シーズンは・・とちょいと危ぶまれたけれど
さすがに実力者ですね、最後はきっちりと決めてくれた感じ。
男子の総合優勝は、ヤン。
インタビューを聞いていると、今シーズンに臨むにあたって、かなりの
ハードトレーニングをこなし、食事などの健康面にも今まで以上に留意したと
言っていましたね。
たしかに昨年までの(2012,2013)の動画をいくつか見直してみると、
だいぶミスが少なくなっているように感じました。
とにかく体格的に有利なところと圧倒的なフィジカルの強さがあるので
あとは課題の読みとか精神的な面がもっとコントロール出来るようになると
当分、地位は揺るがないんでしょうね。
今シーズンも大会によっては、むらっ気が出て、登れない課題の時は苛立ちからか
スタートがルール違反すれすれのトライをしていたこともありましたよね。
ドミトリーみたいに登れない時でも王者らしくキレイなトライを見せて
欲しい気がします。
あと杉本選手が故障で出場できなくなってしまったのが残念でした。
来シーズンはさらにパワーアップしてもどってきて欲しいですね。
あの躍動感のある登りは見ていてスカッとしますしね。
【starts at 37:25】
でまあ最終戦で、オッチャンが一番グッと来たトライは、男子のファイナル第4課題で
開催地のフランス人選手、Jeremy Bonder。
この第4課題、上部のボテジャミングからの一手とゴール取りが観ていても分かるくらい悪いw
次々と出てくる選手もみんな手こずっているし、ヤンは下部でさえも全く歯が立たない、、。
Jeremy Bonderも上部のジャミングまではスイスイと行くが
そこからが全く動けない。。
スタンスも悪いんだよなあ・・・。
何度トライしてもジャミングから先の一手が、、、
地元の観客たちもちょいとあきらめムード、、、
動画を観ていたワタシも、これはちょっと完登は厳しそうだなあ、、って思っていました。
そして残り11秒、ラストトライ!
観客に声援を頼むJeremy、オレはまだあきらめていないぜっ!て感じ。
スタート、そしてスルスルと核心のジャミングポイント!
ブザービート、もう残り時間はない・・。
必死で両手をねじ込む!ねじ込む!
ボテと身体が一体化しているんじゃないかと思えるくらい、しがみついている。
カメラがJeremyの表情をとらえる。苦痛に顔を歪めているようにも見える。
止まるのか?ジャミングきいてるのか?
固唾を呑んで見守る、するとスッと左手が伸び、ゴール前のホールドを
とらえた!
慎重に足をボテへ、そして一瞬ビス穴に一本指をさそうとしたかのような仕草を見せ、
ボテにフットジャムを決めてゴール保持!!
雄叫び、歓喜、オーディエンスも拍手喝采! カッケー。
いやあワールドカップ最高だわ、たまらんわあ~
Rank | Name | Nation | |
---|---|---|---|
W O M E N bouldering | |||
1 | Noguchi | Akiyo | JPN |
2 | NONAKA | Miho | JPN |
3 | Wurm | Juliane | GER |
4 | Gibert | Fanny | FRA |
5 | Coxsey | Shauna | GBR |
6 | Stöhr | Anna | AUT |
7 | Schwaiger | Berit | AUT |
8 | Chevrier | Anne-Laure | FRA |
M E N bouldering | |||
1 | Gelmanov | Rustam | RUS |
2 | Glairon Mondet | Guillaume | FRA |
3 | Bonder | Jeremy | FRA |
4 | Hojer | Jan | GER |
5 | LEVIER | Alban | FRA |
6 | Julien | Stephane | FRA |
7 | McColl | Sean | CAN |
8 | Caleyron | Thomas | FRA |
あっ、冒頭で書いたジム話を書くの忘れちゃった。。
まあ思い出すと腹が立つというか、あきれちゃったのでこのまま忘れとくか。
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by JIJI_MOUNTAIN
| 2014-06-29 22:50
| Soliloquy
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