汽水域
2014年 06月 03日
IFSC Climbing Worldcup (B) - Toronto (CAN) 終了しましたね。
ちょいと仕事に追われてなかなか動画を観ることが出来ず、
昨晩、やっと鑑賞できました。
まずは、決勝から・・・ん?キリアンは?、、ありゃドミトリーも・・
なぬ!アンナも?・・・、みなさん、いかがなされた?
はてな?、で、General result を確認。。。
ぬうう、、男女とも予選はまずまずな感じでばらけているけれど、どうも準決勝課題が
やばかったみたいですね。
特に女子の準決勝課題は、野口さんの全完登とシャウナの3完登だけで、
あとは1完登と0完登だらけ。
セッターさんが予選結果でびびって、準決課題締めすぎちゃんたのかなあw
こりゃあ決勝よりまずは、予選、準決勝から観ておかないと!
つうことでまずは予選課題から鑑賞。
予選課題は男女とも全完登者が多いだけあって、なんとなくマイルドな雰囲気ですね。
(もちろん見た目だけの感じですけどね)
カナダと言うこともあってか、ヨーロッパで主流になっているムーヴの分かりにくいものや
トリッキーな動きのもの、ハデな空中戦的なものは少なくて、手順の組立や読みが
要求されるような感じですよね。
なんか何年か前のヨーロッパでのワールドカップ課題を見ているみたい。
まあ予選課題だから手探り状態ってこともあったんでしょうかね?
そんな中で目をひいたのが、女子の野中さんの登りだったなあ。
前回のInnsbruckの時もすごく安定していたけれど、今回もやはり好成績でしたね。
アシマちゃんなんかもそうだけど、小さいときからプロクライマーのコーチが
ついているというのはやっぱり全然違うんですね。
想定ムーヴと違っていたときも冷静に修正できるし、なにより見ていても
メンタルが強い感じがします。若いって素晴らしい~w。
んじゃあ、問題の準決勝を。【9:30あたりからスタート】
ぬう、たしかに男女とも課題がかなりワリ~~ww
見ていると途中までスイスイと行かせておいて、最後になって、アレ?手が逆じゃね?
って感じのがあったり、ゴール取りの最後で細かいテクを使わせたりとなかなか面白い。
(毎度言いますけど見てるぶんにはってことですからね、笑)
限界よりちょっと軽めくらい負荷でスイスイと登らせておいて、気づいたときには逆手に
なっちゃうと言うねw でその段階になると持ちかえでの修正がかなり難しくなる。
そこにいたる前に、足位置とか持ちかえ個所をよーく考えておかないと登れませんよ的な
感じですかね。
で見ていたら、久しぶりに珍しい人が。。
なんとタイ・ランドマンが出てる!
何年か前には外岩で高難度課題をガンガン落としていて、てっきり外岩にしか
関心のない人だと思っていたんですけどね。
それにしてもこの準決勝、どの課題も男子も女子もなかなか完登者が出なくて、
いかにムーヴ、ホールドが悪いかが分かりますよね。
そんな中で、野口さんの安定ぶりはさすがですな。
今回の課題のタイプは欧州のものと違い、登りのスタイルに合っている感じでしたね。
こういう系統の課題が出れば、まだまだ地位はゆるがないんでしょうね。
しかしシャウナは、相変わらずどんなタイプの課題にも強い。。。
今回も予選では、野口さんより少ないアテンプト数で全完、準決勝こそ、完登数で差が
出たけれど、決勝では野口さんとアテンプト差の二位。
そして三位はプッチオ、野中さんは、3完登で四位。
野中さん、ジュリアンよりアテンプト数が少ないよ。 こりゃホントにゴイスー!
なんか今シーズンのワールドカップで一気に開花したって感じですよねえ。
まだ17歳、伸びしろたっぷり、どこまで強くなるか楽しみですね。
そして、ファイナル!
決勝課題も見たまんまって感じでしたけど、男子の課題の方は、初手取り核心が
多い感じでしたね。
各選手が、自分の得意ムーヴ、体格を利して攻略していくところは
なかなか見応えがありました。
女子では、やはりシャウナが上手さと強さを見せつけた感じ。
手数が多い課題でアテンプト数が増えても、冷静さを失わないし、
こりゃもう無理じゃないかなあ?って、思いながら観ていても最後まで
ムーヴを崩さずに登りきるところなんかは、練習量の豊富さを物語る気がしましたね。
男子の方は、Glairon Mondet が優勝。
初優勝なのかな?
スポルティバ主催のコンペでも大柄なのにキレのいいクライミングをする人だなあ、
と思ってみていたけれど、ワールドカップでも毎回表彰台にからんでくるし、
なんか強い人ってウジャウジャいるんですねw
二位は、ドイツのJAN。今シーズンは乗りに乗ってますね。
荒削りだし、怖いもの知らず。なにしろフィジカルが怪物くん、、w
もうチャンピオンなんだし、そろそろ完登したあとのドヤ顔は
やめて欲しいところですけどねw
そして、三位はショーン。
自国開催だからかなりプレッシャーもあったでしょうね。
それにしてもカナダはショーンの次が育っていないのかな?
毎回、ショーン頼みって感じだし。。。
ショーンも以前と比べると、爆発力が少し落ちてきているような気もするけど
まだ26歳、またぶっ飛びキレキレの登りを見せて欲しいもんです。
さて、ワールドカップ・ボルダリングも残りはあと三戦。
今週末は、アメリカざんすからね、おそらく空の彼方までぶっ飛べよ~!!的な
課題が山盛りでしょう。またまた楽しみですう~♪
【Toronto 女子リザルト】
【Toronto 男子リザルト】
*************************************************************************************
ちょいと仕事に追われてなかなか動画を観ることが出来ず、
昨晩、やっと鑑賞できました。
まずは、決勝から・・・ん?キリアンは?、、ありゃドミトリーも・・
なぬ!アンナも?・・・、みなさん、いかがなされた?
はてな?、で、General result を確認。。。
ぬうう、、男女とも予選はまずまずな感じでばらけているけれど、どうも準決勝課題が
やばかったみたいですね。
特に女子の準決勝課題は、野口さんの全完登とシャウナの3完登だけで、
あとは1完登と0完登だらけ。
セッターさんが予選結果でびびって、準決課題締めすぎちゃんたのかなあw
こりゃあ決勝よりまずは、予選、準決勝から観ておかないと!
つうことでまずは予選課題から鑑賞。
予選課題は男女とも全完登者が多いだけあって、なんとなくマイルドな雰囲気ですね。
(もちろん見た目だけの感じですけどね)
カナダと言うこともあってか、ヨーロッパで主流になっているムーヴの分かりにくいものや
トリッキーな動きのもの、ハデな空中戦的なものは少なくて、手順の組立や読みが
要求されるような感じですよね。
なんか何年か前のヨーロッパでのワールドカップ課題を見ているみたい。
まあ予選課題だから手探り状態ってこともあったんでしょうかね?
そんな中で目をひいたのが、女子の野中さんの登りだったなあ。
前回のInnsbruckの時もすごく安定していたけれど、今回もやはり好成績でしたね。
アシマちゃんなんかもそうだけど、小さいときからプロクライマーのコーチが
ついているというのはやっぱり全然違うんですね。
想定ムーヴと違っていたときも冷静に修正できるし、なにより見ていても
メンタルが強い感じがします。若いって素晴らしい~w。
んじゃあ、問題の準決勝を。【9:30あたりからスタート】
ぬう、たしかに男女とも課題がかなりワリ~~ww
見ていると途中までスイスイと行かせておいて、最後になって、アレ?手が逆じゃね?
って感じのがあったり、ゴール取りの最後で細かいテクを使わせたりとなかなか面白い。
(毎度言いますけど見てるぶんにはってことですからね、笑)
限界よりちょっと軽めくらい負荷でスイスイと登らせておいて、気づいたときには逆手に
なっちゃうと言うねw でその段階になると持ちかえでの修正がかなり難しくなる。
そこにいたる前に、足位置とか持ちかえ個所をよーく考えておかないと登れませんよ的な
感じですかね。
で見ていたら、久しぶりに珍しい人が。。
なんとタイ・ランドマンが出てる!
何年か前には外岩で高難度課題をガンガン落としていて、てっきり外岩にしか
関心のない人だと思っていたんですけどね。
それにしてもこの準決勝、どの課題も男子も女子もなかなか完登者が出なくて、
いかにムーヴ、ホールドが悪いかが分かりますよね。
そんな中で、野口さんの安定ぶりはさすがですな。
今回の課題のタイプは欧州のものと違い、登りのスタイルに合っている感じでしたね。
こういう系統の課題が出れば、まだまだ地位はゆるがないんでしょうね。
しかしシャウナは、相変わらずどんなタイプの課題にも強い。。。
今回も予選では、野口さんより少ないアテンプト数で全完、準決勝こそ、完登数で差が
出たけれど、決勝では野口さんとアテンプト差の二位。
そして三位はプッチオ、野中さんは、3完登で四位。
野中さん、ジュリアンよりアテンプト数が少ないよ。 こりゃホントにゴイスー!
なんか今シーズンのワールドカップで一気に開花したって感じですよねえ。
まだ17歳、伸びしろたっぷり、どこまで強くなるか楽しみですね。
そして、ファイナル!
決勝課題も見たまんまって感じでしたけど、男子の課題の方は、初手取り核心が
多い感じでしたね。
各選手が、自分の得意ムーヴ、体格を利して攻略していくところは
なかなか見応えがありました。
女子では、やはりシャウナが上手さと強さを見せつけた感じ。
手数が多い課題でアテンプト数が増えても、冷静さを失わないし、
こりゃもう無理じゃないかなあ?って、思いながら観ていても最後まで
ムーヴを崩さずに登りきるところなんかは、練習量の豊富さを物語る気がしましたね。
男子の方は、Glairon Mondet が優勝。
初優勝なのかな?
スポルティバ主催のコンペでも大柄なのにキレのいいクライミングをする人だなあ、
と思ってみていたけれど、ワールドカップでも毎回表彰台にからんでくるし、
なんか強い人ってウジャウジャいるんですねw
二位は、ドイツのJAN。今シーズンは乗りに乗ってますね。
荒削りだし、怖いもの知らず。なにしろフィジカルが怪物くん、、w
もうチャンピオンなんだし、そろそろ完登したあとのドヤ顔は
やめて欲しいところですけどねw
そして、三位はショーン。
自国開催だからかなりプレッシャーもあったでしょうね。
それにしてもカナダはショーンの次が育っていないのかな?
毎回、ショーン頼みって感じだし。。。
ショーンも以前と比べると、爆発力が少し落ちてきているような気もするけど
まだ26歳、またぶっ飛びキレキレの登りを見せて欲しいもんです。
さて、ワールドカップ・ボルダリングも残りはあと三戦。
今週末は、アメリカざんすからね、おそらく空の彼方までぶっ飛べよ~!!的な
課題が山盛りでしょう。またまた楽しみですう~♪
【Toronto 女子リザルト】
1 | Noguchi | Akiyo | JPN |
2 | Coxsey | Shauna | GBR |
3 | Puccio | Alex | USA |
4 | NONAKA | Miho | JPN |
5 | Wurm | Juliane | GER |
6 | Kruder | Julija | SLO |
7 | Klingler | Petra | SUI |
8 | Stöhr | Anna | AUT |
【Toronto 男子リザルト】
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||
*************************************************************************************
by JIJI_MOUNTAIN
| 2014-06-03 11:19
| Soliloquy
|
Comments(0)