やられた・・のか?
デマゴギー、つまりデマですな。

このところトレーニング理論のようなものに関心をもって、いろいろと読んでいるけれど、けっこう驚くようなことが書かれている。
たまたまよく言われる”超回復理論”って言うのを読んでいたらビックリするようなことが書かれていた。 なんと超回復・・なんて言うのは日本だけの概念で、世界のスポーツ界ではそのような理論や言葉は存在しないらしい。
それにしてもじゃあなんで、あんなに超回復理論なんてのが多くの書籍に氾濫しているんだ??実に不思議だ。それについての傍証もいくつか掲載されていたが、読んでみると確かにおかしな点が多々ある。 つまりその理論の提唱者が今ひとつはっきりとしていない、それに実際に超回復に関する研究をした具体的な数値データが一切見あたらない。
むむう・・、調べれば調べるほど?マークが浮かんでしまう。 しかも超回復理論でよく言われる、筋線維肥大は筋線維損傷によるものからくる、と定義付けられているけれど、これは最近の加圧トレーニング理論に反する考え方で、どうも矛盾しているようだ。
で、結論としては、ある理論の誤訳?ではないかということです。まあなんとなくありそうな話ですよね。 でまあ、最近になってたぶんこの理論が発端じゃないのか?って言うのが「グリコーゲン機能的超回復」や「連日のトレーニングが大脳運動性インパルスの発射頻度を上昇させ、筋線維動員数の神経的底上げをする」と言う理論のようです。
読んでみるとこのグリコーゲン機能的超回復理論っていうのが、なんとなく筋肉の超回復理論に似ている感じですね。この超回復理論を半ば強引に、かまたは拡大解釈して筋肉の超回復理論なるものを作り上げたような気がしますね。
まあ、日本にしか存在しない超回復理論と言われると確かに怪しいなあ~、と思うのはワタシだけではないでしょ?

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by JIJI_MOUNTAIN | 2009-07-15 00:08 | Soliloquy | Trackback | Comments(2)
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ヨーロッパのどっかの国(忘れましたw)では
毎日(!)ハードなトレーニングをして、疲れたら休むみたいな事を
どっかの何かで読んだ覚えがありますね・・・
非常に不確かな情報ですがw
jijiさんの話を読んで、超回復理論って専属のトレーナーなどが居ない個人単位でトレーニングをする際に怪我をしないための
予防線なのかなぁ~という気がしてきました。
確立されていると思っている理論にも落とし穴があるんですね・・・
毎日(!)ハードなトレーニングをして、疲れたら休むみたいな事を
どっかの何かで読んだ覚えがありますね・・・
非常に不確かな情報ですがw
jijiさんの話を読んで、超回復理論って専属のトレーナーなどが居ない個人単位でトレーニングをする際に怪我をしないための
予防線なのかなぁ~という気がしてきました。
確立されていると思っている理論にも落とし穴があるんですね・・・
ta-1さん、お晩です。
仰有るとおりですね。ケガなどの予防のためには、休息も必要って事ですかね。(^^)
それにしても冷静になって考えると、48時間~72時間で筋繊維が修復され、さらに強いトレーニング負荷を与えると筋力が右肩上がりで漸進的に向上する・・、ってのもなんだか?ですよね。
この文章を書いた方が言うには”今現在でも世界のトップアスリートやトレーナー、コーチでさえ、こうすれば運動能力、筋力が確実に向上する”と言う理論はほとんど確立されておらず実際には絶えず手探り状態でやっているようです。
で、個人で色々な競技をやっている人は、自分の調子をきちんと記録することが一番重要だ、と書いてありました。
トレーニングを工夫して、その成果が出ているのかどうかを考え、駄目なら他のトレーニング方法を工夫する、と言うのが必要みたいですよね。
仰有るとおりですね。ケガなどの予防のためには、休息も必要って事ですかね。(^^)
それにしても冷静になって考えると、48時間~72時間で筋繊維が修復され、さらに強いトレーニング負荷を与えると筋力が右肩上がりで漸進的に向上する・・、ってのもなんだか?ですよね。
この文章を書いた方が言うには”今現在でも世界のトップアスリートやトレーナー、コーチでさえ、こうすれば運動能力、筋力が確実に向上する”と言う理論はほとんど確立されておらず実際には絶えず手探り状態でやっているようです。
で、個人で色々な競技をやっている人は、自分の調子をきちんと記録することが一番重要だ、と書いてありました。
トレーニングを工夫して、その成果が出ているのかどうかを考え、駄目なら他のトレーニング方法を工夫する、と言うのが必要みたいですよね。