ジム巡礼:EVER FREE Climbing Gym 【Relocate】
2025年 10月 07日
どもっ。( ^o^)ノ
10月に入りました。
今年も残りあと三ヶ月、早いですなあ。
気温もグッと下がり、今朝は24℃くらい。
このところ曇天や小雨が降ったりやんだりの
やや沈鬱とした天気が続いていますが、今日は
なんとか一日保ちそうな感じ。
つう事で、久しぶりに行きますかあ~、巡礼。
今日は懐かしいジムへ。
場所は、四ッ谷駅からほど近いジム【EVER FREE Climbing Gym】
実はこのジム、以前は新宿にあったのですが、訳あって
こちらに移転したとのことです。
以前のジムは、BEAMSの倉庫裏手にあり、しかもマンションの
地下駐車場というなかかな奇妙な場所にありました。
見つけづらくて、苦労しましたよ~と店長に話すとワタシの着ていた
Tシャツを指さして、BEAMSのTシャツ着ているくせに~w、と
笑われたのを覚えています。
この新宿店の時には大晦日に元旦までぶっ通し営業ってのを
やったことがあって、ワタシも深夜に登りに行ったことがあります。
この頃って、こういうけっこうアグレッシブなことをするジムが
多かったような気がします。
他にも今はもうなくなってしまったけれど、千葉にあった『Infinity』も
同様な営業をしていたので暇人のワタシは、大晦日当日、午後11時から
歳またぎクライミングをして、翌朝の午前5時まで登り、ヘロヘロに
なって帰って来たことがあります。
まだクライミングジムも隆盛期だったし、ちょっとイカレタ人も
多くて楽しい思い出もけっこうあります。
なんか今どきは色々と息苦しい世の中になった感じですね。
さて、そんなこんなでバイクを走らせ、現地到着。
さすがに、四ッ谷、バイクを駐める場所探しにも一苦労。
四ッ谷駅からだいぶ離れた辺鄙なところの駐輪場にバイクを
止め、ノタノタと歩き出す。
四ッ谷駅に近づくと名門「雙葉中学校・高校」が見えてきた。
歩いている学生達もなんとなく賢そうに見えてしまいますなあ。
まあ実際、賢いんだろうけど。
駅から歩いて数分でジム到着。
ビルとビルが肩を寄せ合うように挟まれた間口の狭い空間。
ガラス越しにのぞき込むと鰻の寝床状態で奥まで壁が
連なっている様子がうかがえる。
【店舗入口】

で、店内に入ると、どうやら店長さんは奥の壁で新たに課題を
セットしている真っ最中。
ありゃあ、今日は登れない壁があるのかな?と思いつつ、
奥に声を掛ける。
二度ほど声を掛けても聞こえていないようなので、受付カウンターに
置いてあるベルを鳴らしてみる。
するとすぐに気づいてこちらにやってきた。
会員カードを出すと、アレ?と言うような顔をして以前会ってますよね?
と言う。
まあ、確かに新宿店の時には、スタッフが何人かいたので店長と毎回会って
いたわけではなかったしね。
でもね、実はワタシはだいぶ以前、おそらく15年以上前くらいから何度となく
お目にかかっているのですよ。
初めて会ったのは確か、西立川の『カメロパルダリス』でした。
そのあとで新宿店。
カメロの時と同じように独特のテープ表記(テープの表記が○や□ではない)を
していたのが印象的でした。
しかしまあ、そう考えるとクライミングに魅入られたというか取り憑かれた人種の
お一人なんでしょうなあ。
とまあ、そんなことを思い出しつつ、早速お登り開始。
壁面は、狭い空間を目一杯使ってあり、垂壁、緩傾斜、強傾斜、おまけにバルジまで!
詰め込みましたねえ(笑)
【奥に見えるのがバルジ壁】
バルジの対面に強傾斜壁もあります。
店長せっせとセット中。

【ジムの中程から入口を見る】
スラブ壁と垂壁

【バルジ壁】
写真の撮り方が下手すぎてイマイチ立体感が伝わらないけれど
この壁が1番楽しかった。課題は難しかったけれどね。


【バルジ壁と対面の強傾斜壁】
強傾斜壁の上部は梁をくぐっていくような感じで面白い。

【強傾斜壁】
ホールドのボリュームバランスが1番良いように感じました。

さてとざっと眺めたところ課題の傾向はオールドスクール的な
ストロングスタイルっぽいのでまずは慎重に、5級、4級を2本ずつくらい
登ってみる。
ふ~む、、、で次に3級を4本ほど登って見る。なるほど、なるほど。
グレーディングは概ねジャストな気がしますね。。
つうことで、本日の目標は、2級を頑張ってみて、課題によっては、1級も
触って見ますか。
ほいじゃあということで、まずは緩傾斜にあったヤンキーなホールドの
3本を狙ってみた。
1本は、3回ほど試したけれど中間部の一手がどうしても止まらずに敗退。
で、お次もやや甘いクリンピーなホールドを繋いでいく課題なんだけど、
こいつがいかんせん、ドデカいホールドの陰になって見えづらいww
たぶんデカイホールドたちをガンガン取り付けた後から追加課題として
セットされたんだろうけど、まあ肘はぶつけそうになるは、フットが
スリップしたときに下部にあるドデカいホールドに脛や膝をぶつけそうに
なるわで大騒ぎ(笑)
でまあ、先ほどの課題はツートライ目でなんとか登れてホッと一安心。
課題に取り付く前に、あのデカホールドのホールド穴のちょいと下あたりに
次のホールドがあるから・・と確認してからのクライミング。
で今度は、見た目からして易しめな感じの2級。
先ほどとは違ってややスローピーなホールドを繋げていく感じかな?
核心は中間部でのトウキャッチ・ムーヴかな?
ゴール取りも慎重に行ったほうがいいな、とあたりをつけて
トライ開始。
中間部までは初見でもスイスイと進み、核心のトウキャッチのところで
保持していた手がすっぽ抜けてドデッと無様に落下。
なんとか下部のデカホールドに脛が当たらなかったのが幸いでした。
で、そのあとも二度同じところで手がすっぽ抜けし、むむう・・。
(ブラッシングしてもう一回だけやってみるか・・)
すっぽ抜けたホールドを入念にブラッシングして最後のトライ。
なあんだあ~というくらいシックリと保持出来て、トウキャッチなんて
使わなくても簡単に登れた。( ̄∇ ̄)
今度は奥の壁に移動して、今風のデカイホールドの課題を試してみた。
オブザベした感じだと、核心は一個所。
たぶんヒューマン・フラッグ・ムーヴ。
ただ取り先があまり良くないし、角度も微妙な感じ。
飛び出すときに取りに行くのと逆の手を上手く
プッシュしきれるかが問題ね。(^^;)
でやってみた。
エイヤッ!ダーァ!トォリャー!!としつこく飛んでみたものの
距離が足りなかったり、プッシュする手が押しきれなかったりで
取り先のホールドを叩くのが精一杯。。
こりゃあ、止めたとしてもその瞬間にプッシュの手の位置を少し変えないと
身体が回っちゃうだろうなあ。むうう・・敗退かぁ。
でまた壁を移動して、今度は最奥にある急傾斜壁でお遊び。
ざっと物色して、手数はやや多いが、比較的掛かりの良いホールドを
繋いでいく、リードチックな課題を発見。
ふ~ん、これはウエルカム課題やな。
ということで早速試してみた。
初見でスイスイと進み、あとはゴールのガバ取りのみ、いただき~、と
思った瞬間、なぜかフワッと手を出してしまった。
あっ!と思ったら指先が僅かに掛かっただけで落ちてしまった。w
あーあ、アホだぁ~。
ちょいと疲れてくるとすぐコレだよ。
てことで小休止して、次のトライではゴール取り前に軽くシェイクして
問題なくゴール。
なんか今日は、どれも一撃出来ないねえ、、情けねえなあ~。
まあなんとか2級は3本登れたからいいかあ、と思ったら、ああそう言えば
まだバルジ壁を触っていなかった。
ってことで、クールダウン代わりに3級を何本か登り、さて終わりにしようかと
思ったら、クリンピーな2級を発見したので触って見た。
ムーヴもシンプルでただ繋いでいくだけなんだけど、すでに前腕が終わっていて
途中で指が開いてきてしまい、今度こそ本当に終了~。
緩傾斜の1級がワンテンまで持ち込んで登れなかったのが心残りだったけれど
久しぶりに、握って耐えて一手ずつ、って言うのが楽しかったな。
まあ明日はまた指関節が、イタタタ・・なんてことになるかもだけど(笑)
つうことで、すっかり日が暮れた街を仕事帰りのサラリーマンに混じって
ヨタヨタと帰路に着きました。
余談ですがなんか都会の人って歩くの遅いね、まあ大半の人がスマホを
見ながらってのもあるんだけど、なんか表情も惚けているように
見えるんだけどこれってジイサンの気のせいですかね?
まあ仕事で疲れているからなのかも知れないけれど自分が働いていた時は
仕事で疲れていると却って険しい顔つきになったもんだけどなあ。
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by JIJI_MOUNTAIN
| 2025-10-07 22:44
| ジム巡礼
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