ワケのわからん天気が続いた八月も今日まで。今年の盛夏は今までにないくらい充実した感じだったなあ。
思い切って岩場行きを完全に捨て、気分転換に数多くのジムでしっかりと登り込んだことで体に色々な刺激を与えられた感じ。
少し前のロクスノに
『日本の板場(ジム)を斬る』と言う連載があったけれど、さしずめワタシの場合は
『近辺の板場(ジム)でボコボコにされる』と言うのが現実でした。でも本当に楽しい~♪。 ほとんど2級、3級がメインで1級などは数本しか登れなかったけれど、それでも昨日までのジム巡りで、およそ100課題くらい完登した。
収穫としては、ジムによってあまりにも違うグレーディングについてや今風な旬な課題の傾向(これが一番刺激的だった!)などを身をもって体験できたことだ。
なかでも若い人たちの創る課題の中に面白い発想のものがあって、インドア・ボルダリングと言うレジャースポーツ?がいっそうジムナスティックな動きに近づいているのを感じられた。
グレードに関しては、本来不変でなければならないのかも知れないが、ことインドア・ジムに関して言えば、どんどん進化しているようだ。
昨今のクライミング・ジムの林立から手軽、気楽にクライミングを始める若い人たちが増え、裾野が広がったことで、今まで他のスポーツにしか関心が無かったような潜在的に身体能力の高い人たちが多く流入してきたのも一因かも知れない。
実際、クライミングを始めて、まだ一、二年ほどで三段を登るという若者にも遭遇した。彼にとっては、ワタシがゼーハー言って登った2級などは3級か4級くらいに感じるのかも知れない。
まあ特異な例なのかも知れないけれど、事実、全体のレベルが上がってきていることは、最近のミドルクラスのコンペを見てもいても分かる気がする。
まあなんだかんだ色々なジムで登ってみて感じた事の一つにワタシのグレーディング感覚が今時のグレードに案外合っていたと言うこと。まあこの辺については、さらに面白いことも分かってきたんだけどね。。。