先週末、新たにシューズ、スポルティバの
『テスタロッサ』を購入した。
これでシューズは、4足になってしまった。
実は、テスタロッサは、二足目。
以前、好奇心からオークションで安売りしていた中古を購入した。
新品価格がかなり高価な靴なので躊躇していたところ、
手持ちのミウラと同サイズ(EUR36H)のものが出品されていたので
飛びついてしまったのだ。
履き心地は抜群。
かなりダウントゥの形状ながらもスポルティバらしく、ストレスなく、
すっぽりと収まってしまう。
相変わらず、すばらしい作り。
しかし日頃、ミウラを履き慣れているものとしてはどうもテスタロッサの剛性不足を感じた。
とりあえず岩場にいく前にジムで試し履きをしてみたところ、その素晴らしさに驚いた。
自分がうまくなったように錯覚してしまうほど。
特にヒールフックに関しては今までのスポルティバの堅めのヒールと違い、ホールドの
形状までがハッキリとわかるほど薄く、しっくりとくる。
また厳しい前傾壁では、体が振られて足が切れたときにも足さえ届けば、
ピタリと抑え込むことができた。
外の岩場でも思いのほか、フリクションの良さを発揮した。
しかしやはり剛性不足の感は、否めず、薄被りでの厳しいジブズへの立ちこみでは、
不安感が拭えなかった。やはり前傾壁のためのシューズだということか。
そのほかでは、申し分のないシューズなのでどうも諦めがつかず、
とうとうショップへハーフサイズ下(EUR36.0)のものを試し履きに行ってしまった。
履いてみると、新品のせいもあるがソールの剛性もあり、ハーフ小さくなったことで、
カッチリと足が固まった感じがする。
しかも足入れの素晴らしさは、変わらず。これは良い、と思った一瞬後には、「これを下さい」と
言っていた。
ヘボクライマーは、シューズにすがるの典型的な例である。
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