まとわりつくような熱気の中、仕事帰りにミストラルへ。
本日のミストラルは、ユースの合宿のため、幼き有名人たちとコーチを務めるベテランクライマーで混み合っていた。 昨年の今頃にも合宿しているところに遭遇した。あれから一年もたったのか早いものだなあ、と思った。
ユースの選手の中には、先日の世界選手権の女子で三位に入賞した選手の顔もあった。昨年見たときと比べて、背丈ものびて逞しくなっていた。他のほとんどの選手も実力は、すでに国内のトップクラスに近い子供たちだ。
コーチの中に、日本人女性初の5.14aを登った方もいた。 長身痩躯、力みのない登り方をする人で、見るからに軽そうな体重と男性並みの手足の長さ。なるほどクライマーとして理想的な体型だなあ。
ユースの子供たちが登っている姿を眺めている周囲の大人たちの反応は、よくある「若いっていいよねえ~」である。
ああ、そうだよねえ~、”この若い”という言葉には、(若いから何度でもトライ出来るスタミナ、パワーがあって羨ましい、練習すればどんどん強くなれるから羨ましい、好きなだけ食べても太らないから羨ましい、etc、うらやましい・・)って感じですかね。
でもオジサンにとって一番羨ましいと感じるのは、彼らが、これから先もクライミングを続けていられる時間がまだまだタップリと残っている言うところなんですよ、いやほんま。