チャンプルー
どもっ。
チャンプルーって沖縄方言で「混ぜこぜにした」って言う意味もあるらしいですな。 つうことで昨日は、千葉県内にあるチャンプルージム?に巡礼に行ってきましたw なにがチャンプルー?といえば、ボルダー壁の他にスラックラインが張られていたり、 でかいトランポリンなんかも置かれていて、なんとなく、ごった煮な感じだったので チャンプルーです。 まあ場所柄的にもボルダリングジム一本で営業していくのは厳しいのかも知れませんけどね。 でボルダリングジムとしての感想ですが、、、、、 とくに特筆すべき事がなかったんですw なので簡単に。 壁は自作、マットも自作、ホールドは廉価品、テープ課題は常連さんの設定。。 この感じはどこかで・・・と思い返してみたら、むかし行ったことのある「飛鳥」 っていうジムに似ていたなあ。 飛鳥も同じく千葉県だったね。 で、適当に簡単なのをダラダラと二時間ばかり遊んで終了。 つうことでどうも気持ちもあまりパッとしませんでした。( ´Д`)=3 そんなら安心クォリティのチェーン店ジムに行けばいいじゃろ!と みなさん思われるでしょうが、これはあれなんですよ。 つまりね、いつものように飲食店に例えて言うとですね、どこそこにファミリーレストランが オープンしたよ~~・・・つうのと、どこそこに新しくレストランがオープンしたよ~の 違いなんですよ。 ファミレスなんかだと、だいたいメニューも分かってるし、味も均一化されているので どこにオープンしようとまあ概ね一緒でしょっ、て思っちゃうんですよね。 ところが新たにレストランがオープンしたよ~、なんて聞くと、むう、どんな料理を出すのかな? 味はどうなのかな? ちょっと食べに行ってみようかなあ~、ってなるわけです。 でまあこれも飲食店と同じで、おぉっ!と言う当たりもあれば、むむう・・・っていう レストランもあるわけです。 で、だいたいからしてグルメ(食通)というよりは、グルマン(食いしん坊)なジイサンとしては とりあえず行ってみまひょ、、、、とあんまり深く考えず、突撃!ご近所ボルジムさん!と なっちゃうわけです。 つうことでたまに極上メシに出会ったりすることもあるのですが、たいていは痛い目に あうっていう感じなんですよね。 となんだかんだあって、帰りは相変わらずな千葉県名物の大渋滞に巻き込まれ、 帰れるのかしらん・・・、 と辛抱我慢の四時間運転で帰宅。。 それにしても千葉県内の道路事情は早くなんとかしないと災害時にはとんでもないことに なるんじゃなかろうか。 で、ジム巡礼から早く帰宅してしまったので、そのあとはボーッとしつつネットサーフィン。 と、国内外のクライミングメディアからはスゴいニュースが続々とアップされている。 まあしかし驚くやらあきれるやらな感じですわ。 まずは昨年、コンペからの引退を発表したキリアンですが、やはりというか当然ながら 外岩でバンバンと成果を上げているようです。 とりあえず、V15あたり登っとく?的な感じで、『From Dirt Grows the Flowers 8C』を さくっと登り、その二日後には大ちゃんが初登した『Insanity of Grandeur 8C』も二撃?くらいで ちょちょいと登って数日経たず、V15を二本完登ww それにしても意外だったのは、From Dirt Grows・・が自身初めて登ったV15だったってこと。 おそらくコンペとトレーニングが忙しくて今までトライする機会がなかったってだけなんでしょうけどね。 まあ、これが世界を制したボルダリング・ワールドチャンピオンの実力なんでありますね。 コンペティターとしてツヨツヨな人は外岩でも激ツヨなのは間違いないようです。 なんたって、コンペの時に8a/+あたりをオンサイトするんだから、8Cをレッドポイントするのは それほどの負荷でもないんでしょう。 それに、なによりムーヴ解析力は抜群だろうから無駄撃ちも少ないんでしょうね。 【Insanity of Grandeur 8C Kilian Fischhuber】 スポットしているのはアンナみたいですね。 ところで日本人のコンペティターと言えば世界の安間サチ君。 スペインでクライミングツアー中のようですが、超高難度課題をガンガンと 落としまくっている様子ですな。 先日もいまや超一流の証と言える、5.15bを完登! 他にも5.15aを二本、5.14dを三本、 5.14Cを一本、そして5.14aを一本オンサイト! やっぱりオンドラ君と同じく天才の一人ですなあ~。 つうことで、今まであまりじっくりと読む機会のなかったサチ君の軌跡に目を通してみた。 が、ただダラダラと年表を読んだだけだとサチ君の真のすごさが分からなかったので、 クライミングを始めてから何年後にどうなっていたかを照らし合わせて読んでみた。 まず2002年春にクライミングを始めたサチ君、早くも一年後には、 ジュニアオリンピックカップ ユースB(16歳未満)で3位入賞。(13歳) まあこのあたりは若年者にはしばしばある話。 で、クライミングを始めてから二年。 ジュニアオリンピックカップ・ユースB優勝。(14歳) まあ雪辱を果たすってやつですね、これもある話でしょう。 クライミングを始めてから三年。 ジュニアオリンピックカップ優勝(15歳) そしてクライミングを始めてから四年。 JFA日本選手権「ミレーカップ」優勝、世界ユース大会ユースA優勝、 アジア選手権で平山ユージ氏とスーパーファイナルを戦い2位!(16歳) と、ここまで読んでみて驚くのが、力の停滞が全くないってこと。 どんどん強くなりつづけているってのがよくわかる。 なんたってクライミングを始めてからわずか四年で百戦錬磨の世界のユージ氏と スーパーファイナルですもん。 で、恐れ多くもクライミングを始めてから四年目って自分はどれくらい登れたっけかなあ? と思い返してみたけれど、アホらしくなってやめましたw まあ、とにかくこの停滞しない力の伸びってのがやはり才能のなせる技ってことなんでしょう。 そして、クライミングを始めてから五年、サチ君17歳。 JFA日本選手権優勝、ジャパンカップ優勝、ワールドカップ加須大会5位、世界ユース大会優勝。 もうぶっちぎりですわ、国内無敵。 クライミングを始めてからわずか五年、たった五年で国内完全制覇! 世界に出て行っても同年代の中で頂点に立っている。 もうこのころは多くの人が彼のことを、”10年に一人の逸材”と言い始めてましたよね。 それ以降の活躍は、改めて記す必要もないでしょうけど、恐ろしいことに 国内を完全制覇してから八年経った現在でも未だに力が伸び続けていて、 進化し続けているってこと。 もちろん凄まじいトレーニング、努力もしているんだろうけど、それにしても ここまでのことを見返してみるとやはり”天才”と言う形容しか思い浮かばないなあ。 がしかし、オンドラ君の経歴はさらにその上を行く凄まじさなんですがね、、 つうことであまりのスゴさに、驚きのほうが先に立って書くのがイヤになりましたww まあ、なにを言いたいかと言えばつまりアレです。 凡人は天才の来歴なんぞを努々ながめてはいけないと言うことです。 とまあ、本日もいろいろなことを考えつつも来週の巡礼地に思いを馳せるジイサンなのでありました。 【天才つながりでw、、、いよいよインドアと外岩でテストが始まったジーニアス】 **********************************************************************************
by JIJI_MOUNTAIN
| 2015-02-16 22:16
| Soliloquy
|
Comments(2)
Commented
by
ふーちゃん
at 2015-02-19 12:14
x
ちわ!確かに彼は素晴らしいすぎる進化を遂げてますね~数年前に一度たまたま二人で飲みに行ったことがありその話をとことん聞いてやろうと試みましたが、私の下衆な話で終始してしまいました。私が感じたのは彼は良く物事を考える人間だということです。
あと、高崎にホワイトロックというジムが近々オープンすると思います。セットターは任せて安心プロセット!! ちなみにシンディーさんは今でも進化しております!!
0
Commented
by
JIJI_MOUNTAIN at 2015-02-19 12:43
ですなあ~。。
パパさんも、正直言ってここまでになるとは・・って言って いましたからねえ。 彼がミストラルに来はじめたころを知っているジイサンと してはなんだか別人を見ているような気もしていますw 今まで見たクライマーの中でもあれほど停滞なく進化 し続けている人は見たことなかったです。 昔は一緒に3級課題とかで遊んだこともあったのになあ~。 ( ´Д`)=3 一年もして背が伸びたら、1級とか初段をアップで登って 暖まらないなあ~、とかいって5.13cをリピートで何回も 登ってたもんね。 なんや!コイツ!って思ってましたよwwヾ(゚Д゚ )ォィォィ グンマーは楽しみです。 とりあえずやばそうな課題はさけて、お買い得レーダーを フル稼動させようと思います(笑)
|
by JIJI
My Profile & link
■出身地:東京 ■現住所:埼玉 ■年齢:前期高齢者 ■Climbing歴:
最新の記事
以前の記事
2024年 01月
2023年 12月 2023年 10月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 03月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 05月 2020年 03月 2019年 06月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 07月 2018年 04月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2001年 08月 2001年 07月 2001年 06月 フォロー中のブログ
外部リンク
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||