天高く、ジイサン肥える秋
どもっ。
あんまり体調がよくないんだよ~、と遠方の友人からのメールに愚痴ったら 商売もののあるブツを送っていただいた。 本当にありがたいです。SPF、大変美味しゅうございました。 しかーし、美味しいものは高カロリー!と決まっているので案の定ふっくらです。 つまり、SPFを食して、自身もSPF体型になってしまったというわけですw まあ実際は、SPFどころか煩悩と雑菌にまみれたダーティーオールドマンなんですけどね。 で、ファットマンになってしまったにも関わらず、ジイチャン本日は休登日です。(∀`*ゞ) 気持ちの上では昔のように連日とか、一日おきとかで登りたいんですけどね。 身体がまったく回復しないし、指関節の寿命も残り僅かだろうからチビチビとしか ジムに行けないってのが寂しい限りです。 そう言えば、かの天才クライマー、オンドラ君は、週に6日から7日のトレーニングを 3ヶ月半行う! なあんてことをしているらしいですね。 しかしまあ、いくら若い人だと言っても常人だと身体がもたないんじゃないですかね。 つまりはそういう身体の強さも含めて、才能があるということなんでしょうなあ。 しかしとあるインタビュー記事に書いてあったオンドラ君の談話は本当なんですかね。 まあたしかに今回の世界選手権で、ボルダー、リードの両競技で優勝するという前人未踏のことを 成し遂げた人だから言えるんでしょうけど。 「私に勝つことはほぼ不可能であろう・・・」なんてセリフはなかなか出て来ないですよね。 もうまさに神の発言w まあ真偽と真意のほどは分からないですけど。。 と、話がガガガーッとそれちゃいましたけど、そんな、ちょっとふっくらしたSPFジイサン、 本日は動画鑑賞です。 今宵のワクワク動画は、先日行われた【adidas Rockstars】コンペの模様。 いつものようにノイマン監督がアップしたものですが相変わらずよく考えて編集されてますなあ。 このコンペ、毎年、カーメーカー【ポルシェ】の施設内に仮設壁が造られ、観客を入れて行われています。 しかも、ロッククライミングと音楽のロックとを掛けて、ロックの生演奏つきのど派手コンペ。 さすがアディダス、金かけてんなあ~。 最近のコンペだと、BGMはハウス系だのダンス系だのエレクトロなものがほとんどだけど、 ロックにはロック!ww しかも金に糸目はつけねえぜ的に、セッター陣も豪華! 毎度おなじみのマヌエル・ハスラーがセッター陣に入ってます。 ハスラーと言えば、激ヤバ課題をセットするので有名な人。 ワールドカップ歴戦の覇者たちもボコボコにされちゃう課題のオンパレードw まあおそらく今回のセットも三段~四段くらいってことなんでしょうね。 【adidas Rockstars 2014 finals report】 なんかもうね、男女とも第一課題から激ヤバですww 誰一人登れず・・・・・。 いちおう画面の片方に、その課題をセットしたセッターが身振り手振りでムーヴを 説明しているけど、何ですかそれ?的なものばかり。 女子第1課題からしてテクイ足技での初手ボテマッチ、からの・・・次のカンテ上部についた スロットどりがよく分からん?( ´Д`)=3 カンテを叩きつつ行くのか、しかしそれだと左手ボテがすっぽ抜けそうだし、、、、 それとも左手のボテをアンダーに返すのか? でもそれだと距離が遠くなるし、アンダーだと ボテスタンスにかけるフックがきかなくなっちゃう。 やはりミーナのようにボテの山部分をラップ的に保持しつつ、スパッとスロットにさすのかなあ? でも足が踏ん張れないだろうなあ・・・・、わかんらんのう。。 アキヨちゃんも初手取りから苦戦して、考えた末の変則気味なスタートを試みたけれど やはりそこから先は解決できず。 そして男子第一課題は件のハスラーのセット。 もうなんか見るからに、ホールドの配置がおかしくないですか、、、って感じw で、ホールドも自らのFlatHoldを使用。 セッター、ハスラーの動きを見ているとシンプルに思えるけれど、どうもポジティブに きかせる位置関係がおかしいような。。 もちろん保持力も必要なんだろうけど、ホールドの向きが、ポジティブ、ネガティブ、 ネガティブ?な感じで。。 ボテ足位置もなんか妙な感じだし、どうやればボーナスまでたどり着けるのかなあ? 一般人ヘボジジイにはさーっぱり分かんない。 で、男女ともに第一課題の完登者は出ず。 女子第二課題。 これは比較的ムーヴが読みやすくてよくある感じ。 スタートから初手がネガティブ、そして次がポジティブとなっているので、 右手で二手目から先に取りに行ってからの左手を一手目に寄せておさえる瞬間芸。 さて、お次はカンテペシペシからの右手出しかな?と思ったけれど、そうすると 左手がどんどんきかなくなってるし、距離も出せない。 むむう、、右スタンス位置が高いのに左手から出すのかなあ? 左スタンスがないと身体を押しきれないような気がするけど・・・・と見ていると やはり初手のボテを左足スタンスに使い、右のホールドにグッと立ち込み、 プッシュしつつの左手出し。 そしてマッチして持ち替えてから二手こなしてゴール。 ゴールホールドも微妙に悪くて、マッチも核心っぽい、これぞ最後まで気を抜けないってやつですな。 ミーナはなんと一撃! どんだけ~ そして男子第二課題。 こちらもハスラーのセット。 これも女子課題と同じく、見た目からも分かりやすい感じ。 スタートから壁を回り込むところが最初の核心だけど、トウフックで初手の左クロスから 右手のスローパーをガストンぽくおさえつつ、ソッとトウフックを解除するのと 右ボテ足でのツッパリで身体が回旋しないよう体幹で押さえ込むのがポイントみたい。 全然レベルは違うけど、この部分と同じムーヴと似たようなホールドを使った課題を 以前にやったことがあったからホールドの配置を見たときになんとなく分かった。 がしかし、そのあとのポジティブなホールドを取りに行くときの左手の瞬間移動は なかなか面白いですね。 ありがちなムーブだけど、左手の落とす位置と距離感が絶妙。 で、その核心も越えて一安心と思いきや、遠いボテ上についた外形ホールドとモノホールドが これまた渋い! 右ボテスタンス位置から考えて、左手を返してプッシュし、その二つを取りに行くのは 明白だけど、問題はその二つのホールドの配置。 並ぶようにしてついているから身体の開きが上手くできないようになってる。 そしてどちらも掛かりがよくないと来てるんだから、、、、これはw で結局、韓国の選手とショーン・マコールの二人が完登。 二人はこの結果で同着になってスーパーファイナルに進むんだけど、その時のマントル部分でちょいと、 むむっ?なところがあって、そのあたりのことをザジェスチョンするかのように二人の動きを並べて みせる編集になってる。 ショーンはこの課題のとき、完全に終了点を勘違いしていて、あやうく途中で降りちゃいそうだったけど、 観客の反応なのかジャッジの指示なのか、アレ?と気づいてマントルし、なんとかタッチゴールへ。 やはり男女とも第二課題に関しては、歴戦のコンペティターにとってはやさしめの設定だったようですね。 さて、お次の女子第三課題。 これも見たとおりの課題で、特にひねりはない感じ。 国内のコンペにもありそうだけど、ホールド間の距離は女子としては少し遠いような感じで やはりワールドってところですね。 保持力お化けのミーナがボリュームホールドのマッチからの一手がなかなか止められない。 もともとダイナミックな動きがあまり得意ではない選手と言うこともあるんだろうけど ベストな保持位置までの距離があるのかも知れませんね。 アキヨちゃんはサラッと一撃。 そして問題の男子第三課題。 ハスラーワールド全開!w 出だしからボリュームホールドの連発だけど、ポジ、ネガ、ポジと、ポジ、 と来ているけど、どう見ても二つ目のポジティブなボリュームを止めてから 三つ目の遠いポジティブなボリュームに行けない気がする。。 これはもう一般人にはなんだかさっぱり分からない感じ、、、、 で見ていると、スタートホールドがこういったコンペにしては珍しく、 左右指定されているのでショーンも韓国選手もスタートしてすぐに 左スタートホールドを強引にマッチしてから一番手前のボリュームを取りに行っている。 となると次は当然一つ飛ばして、三つ目のポジティブなのを止めに行くんだろうけど 止めた後はどうしたらいいの?って感じw ハスラーの動きを見ているとそのあとはマッチしているように見えるけど、 あれはボリューム下についてる青いホールドを取りに行くってことなんだろうか? でその体勢で最後のボリュームを左手で止めると同時に右手をさっきの青へって言う これまた瞬間芸的なムーヴかね? なんだか全くわからんちんですわ。。 ノイマンさんのコメントにも、実に興味深い課題、、、と書かれていたけど、 たしかにね・・・・。 正解ムーヴを見てみたいもんですなあ。 超一流のセッターがコンペでセットする課題は、超高難度の課題ばかりだけど どれも雑味がないし、ストレートな中にも味わい深い美しさがある気がするな。 ノイマン監督がよく言う、artisticな美しさってやつですかね。 やはりボルダリングってのは、美しいもんなんだなあ~、 と改めて思ったジイサンなのでありました。 ******************************************************************
by JIJI_MOUNTAIN
| 2014-10-01 23:17
| Soliloquy
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by JIJI
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■出身地:東京 ■現住所:埼玉 ■年齢:前期高齢者 ■Climbing歴:
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