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約束の地へ

どもっ、またまたご無沙汰してしまいました。



で、まあ、、、今回もクライミングの話ではないのでスルーしてください。
またすこし落ち着いたらボチボチ書き始めますのでよろしくお願いします。029.gif




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ざっと最近のことを。

前回、記事を書いた翌々日、夜中にまた発熱。

ん~?ジム行っちゃったからかなあ、疲れちゃったのかなあ?
と思いつつも、微熱なので前回通り普通に出社。



翌日、翌々日と徐々に体温上昇、しまいには起居もつらく、
身体が動かなくなっちゃった。015.gif

で、とうとう入社以来初の二日連続で欠勤。




翌日からは三連休つうことで、とりあえず這ってでも病院行かんとなあ・・・
と言うことで、幽霊のような状態でフラフラとしゃがみ込んだりよろけたりしながら
数百メートルの距離の病院まで30分以上もかかってやっと到着。042.gif





受付に保険証を出して、カウンターにつかまりながら息も絶え絶え、ボソボソと病状を
説明しているうちに、スーッと目の前が暗くなり意識が遠のいて気絶・・・





なんだかずーっと遠くの方で、大丈夫ですかあ~、先生~、と叫ぶ看護師さんの声が
かすかに聞こえていたけれど、身体は痺れたように動かないし、口もきけず、頭は割れそうに痛い。





ああ、、オレ死ぬんかなあ~、頭は猛烈に痛いし、身体も動かないってことは
脳の方になにかあったのかなあ、ダメかもなあ・・・・、とボーッと考えていた。




人ってのはそんなときは案外冷静なんですね。
まあいまのところたいして苦しくもないし、このまま死ねたら最高だなあ~、
やっとこの煉獄から抜け出すことができるんだもんなあ。





この先に待つ、いやなことや辛いことからもすべて解放されるんだあ~、
なんてことも考えたらホッとしちゃうくらい。






が、そのうち耳元で呼ぶ声が次第に明瞭に大きく聞こえるようになってきた。



頭は未だに痛いし、身体もわずかしか動かないけれど、意識ははっきりとし、
目を開くと、看護師さんの顔が目の前に。




いつのまにか寝台ベッドに寝かされていて、腕には点滴。。005.gif



医師が耳元で症状の聞き取り、呂律がいまいち回らないけれど、ポツポツと
途切れ途切れに説明。





どうもよくわからん、ということでまずは、体温、血圧を計りつつ、いろいろと
処置をしてくれている模様。





そのあいだ自分でも手や足の左右の指先を動かしてみたり、目玉を動かしてみたりして
麻痺が出ているのかどうかを確認。



ふ~む、どうも麻痺は出ていない感じ、もともと日頃から血圧やその他は全く正常だったから
もしそういうことになるなら、加齢から来る動脈硬化とかどこかの血栓がとんで、とかしかないだろう。





そんなことを考えていたらいつのまにかまた意識がスーッと遠のいたけれど
これはただ単に寝入っちゃったって感じ。




で次に目が覚めたら3時間ほど経過していて、どうやら点滴もチェンジされていた。
と急に猛烈な尿意。。




そばにいる看護師さんに、あのうトイレに・・・、と言おうとして、
(待てよ、動けるのかオレ?)と気になって、手足を少し動かしてみる。





力は入らないけれどなんとか動かせる、それにいつのまにか頭痛も治まってる。
なんだったんだろうね?




と言うことで、点滴スタンドをガラガラと引きずりつつトイレに行かせてもらう。



身体に力が入らないから前屈みだし、点滴スタンドにつかまってヨロヨロと歩く姿は、
まさに超高齢者のオジイチャンw 我ながら可笑しくてしかたがなかった。




で、看護師さんから渡された紙コップにオシッコを採取。
そしてまたガラガラとスタンドを引きずってベッドへ。





意識がしっかりしたところで改めて問診。
血液検査やレントゲンにエコー、と全身あちこちとくまなく検査。




考えられる怪しい部位は二カ所。 で、さらに詳細に検査。





一つはどうやら”石”?かも、がそれならば痛みを伴うはずだけど、それが
全くないのが、、、。





石のせいでどっかの器官が傷ついて発熱? それが長期にわたって極度の脱水症状?を
起こしたのかも、、みたいな見立て。




いずれにしてもあのままもう少し遅かったら死んじゃいますよ、と言われた。023.gif

もしまた同様の症状がでたら躊躇わずに救急車を呼びなさい、と怒られてしまった。





で結局、ベッドの上で夕方まで抗生物質らしいのとリンゲル液みたいなのを点滴。
帰り間際にはまた紙コップにジャーっと。




さいわい翌日も午前診療があるので、明日また必ず来なさいよ。
と言われて帰宅。






まだ微熱はあるけれど身体はだいぶ楽になったのでなんか食べるかあ、と
雑炊もどきを製造。 が、二口ほど食べていやになった。




二日間スポーツドリンクくらいしか取っていなかったけれど、まったく腹が減らない。 
むう、少し痩せたかも~♪ とやっぱり登ることしか考えてないアホオヤジw037.gif







そして翌日も病院。
またもや血液検査と尿検査、とエコー検査。


で、またもや二種類の点滴。



体温はやっと平熱になったけれど、食欲はまったくなし。 
でフラフラだけど、空腹ハイな状態?で気持ちがいい。




この日も結局、尿にもレントゲンにもエコーにもコレと確定した病因は
見つからず、血液の別検査にかけることになり、その結果は翌々日。






帰り道に歩きながらいろいろと考えた。

この歳になるまで、親、友人、知人が、病で亡くなるのを何度となく見、聞きし
いずれは自分も寿命の尽きるときが来る、と分かったようなことを言っていたけど
やはりそういうのって、言うほどリアルには感じていないんだなと。



自分が全くの健康体だと思っていたのが、ある日突然、あなた病名はとか、あなたの余命は
みたいなことってのは信じられないし、想像もつかなかった。





自分としては、くたばっちゃうことについてはとくに何とも思わないけれど
治療の痛みや苦痛でジタバタして醜態をさらすのがいやだよなあ。
あっさりとおさらば出来るなら、いつでもけっこうと言うのが正直な気持ち。 






まあそんなことを思いつつ二日後にまたまた病院へ。
血液検査の結果は、やはりなあ~、という感じ。

まあ五分五分でしょということで、紹介状を書いていただいて想定通り専門病院にグレードアップ。034.gif


ん~、終活のペースをもっと早めておくべきであったかもなあ。。

で、またまた数日後。 あれこれあってからのやたらと大がかりな再検査。





そしてまた数日。

結果は・・・・、まあグレーゾーン。
はっきりと病巣は見つからなかったものの可能性はゼロではないみたい。
定期的に病理検査みたいなのを行ったほうがよろしいみたいな感じ。





まあね、とりあえず体調はほぼもどったし、歳も歳だから生きることに
それほど執着もなし、行けるところまで行って、あとは、サラバっ!て感じで
あっさりと終わりたい。





動けるうちは、ジムに行ってお登りさんをしたいし、それがだめになったら、
クライミング動画ウォッチャーで最後まで楽しみたいと言うのがこれからも
ささやかな希望と言うところです。

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Commented by at 2014-09-28 09:20 x
お久しぶりでございます。
ブログの更新が無かったので心配しておりましたが、まさかこんな大変なことになっているとは…
私には、お大事にして下さいとしか言えませんが、本当に気をつけて下さい。
またご一緒させて下さい!
ミストラル、クレイズでお待ちしております!
Commented by JIJI_MOUNTAIN at 2014-09-29 21:29
ご無沙汰してます。(^o^)/

いやなにたいしたことないんです。
まあグレーゾーンなので、グレージジイです。
グレたジジイではありませんのでそこんとこ
お間違えのないようにこれからもお願いします。

来年からは諸事情により公共施設内壁が
ホームになりそうです。
Commented by dada_sp at 2014-10-02 18:26 x
ごぶさたしてます。

久しぶりに覗いてビックリしました。
ご自愛下さい。

これからも登り続けるために。
Commented by JIJI_MOUNTAIN at 2014-10-03 11:32
おっ、dadaさん、お久しぶりです。
ご心配をお掛けして申し訳ありません。<(_ _)>


どんなに気を付けていても身体には寿命があるってことを思い知らされました。(笑)

ジムで遊べる期限も先が見えてきた感じなので年相応に
大人しく登ることにします。


遅れましたが、某ジムでのコンペ優勝おめでとうございます!(^o^)

まもなくBLOCですよね、期待してますよ!(←プレッシャーw)
by JIJI_MOUNTAIN | 2014-09-27 13:03 | Soliloquy | Comments(4)

I can't stand not climbing, so realy?


by JIJI