どもっ!
いやあ、いよいよですよう、始まりますよ~。
IFSC Climbing World Championship Bouldering - Munich (GER) 2014 が!
二年に一度開催される世界選手権!
シリーズ戦と違って、二年に一度、一回限りの戦い。
真の実力者、そして神に微笑まれし者だけが手にできる栄冠!
くーっ、しびれる~。
なんたって、世界選手権だけは別物って感じです。
それというのも必ずしも絶対王者と言われている人たちが栄冠を手にしてきたわけでは
ないからです。
Worldcup Leadで、当時、絶好調だった平山ユージ氏、そしていまや無敵の感がある
アダム・オンドラでさえも表彰台の頂点に立つことはできなかった。
そしてBoulderingでも、長年、王者として頂点に君臨しているキリアンが唯一手にしていない栄冠。
それほど厳しく、緊張感にあふれた戦いなんです。
なので、かなりドラマチックな展開もあったりするわけですが。
ちなみに、開催当初は、奇数年に開催されていたのですが、途中から偶数年の開催に
変わったんですよね。
なので前回の開催は、2012年のPariでした。
【
Bouldring World Championships Paris 2012 Finals :スタートは30分から】
解説だと第一課題は、7B+って言っているから二段-くらいなんだろうけど
しかしまあ、みんな簡単そうに登ることww
今年、総合優勝したヤンが今よりもずいぶん初々しい感じ。
そして今年の開催地は、ヤンの出身であるドイツ、ミュンヘン。
これは、地の利を生かして、、と実に楽しみなんだけど、なにしろ魔物の住む大会。
下馬評通りにいかないのが世界選手権。。
過去の優勝者と言えば、こんな感じ↓なんですが、選手名をじっくり見ていくと
いかに優勝することが難しい戦いかが分かる感じです。
Bouldering
キリアン、ラスタム、オンドラもいまだに優勝できない。
そんな中でドミトリーの過去三回優勝は驚異的です。
さすがヨーロッパでキングと呼ばれ、オーディエンスからスタンディングオベーションを
受けるだけのことはありますね。
そしてこちらが女子 ↓。
女子の方も圧倒的強さを誇るはずの野口さんが優勝できていない。
ライバルのアンナは過去二回優勝、そして毎回表彰台に絡む活躍。
このあたりがアンナがいまだに”真の王者”として高い人気を得ている理由なのかも
知れませんね。
今回はぜひとも、チャンピオンの栄誉を日本人に掴み取ってもらいたいもんです。
Bouldering
で、リード男子の方はこんな感じ。
その昔のルグランの三連覇という化け物っぷりは驚愕の一言です。
若い人たちが台頭して来ているにも関わらず、数年間も頂点に立つ続けるんですから。
多くのプロクライマーは、ルグランこそが本当の天才だって言うそうですね。
しかし、2009年の戦いはドラマがありましたね。
何度出場しても二位に甘んじ、どうしても頂点に立つことができなかったパチ・ウソビアガが
ついに悲願の優勝を果たした戦い。
しかも、オンドラとラマと言う二人の天才児をおさえての優勝でした。
そしてこの大会を含め三年、オンドラをしても未だに栄冠を手にすることができていない。
しかし不思議な因縁というか、現在パチは、オンドラのコーチをしているようですね。
で、今年の注目はなんと言っても安間サチ!
日本人が誰一人として成しえなかった栄冠をぜひ彼に奪取してもらいたいものです。
King of kings!の証として。
Lead
そして、リード女子。
こちらも信じられないことに、ジャインが三大会連続で二位、どうしても優勝できない、、、。
まあ、アイターが化け物すぎるってこともあるんですがw
がたしか、アイターはもうコンペには出ない、ってなことも言っているので順当に行けば
今年はジャイン、ってところなんでしょうが、魔物がね、・・・・、終わってみないと
分からないってところなんでしょう。
まあなんにしても見所も注目選手も盛りだくさんってことですなあ~、ワーイ。
Lead
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