昨日は多磨霊園まで墓参。一年はあっという間に過ぎるな。
周囲にはまた見慣れない墓石がいくつか立っていた。昨今の少子化の影響なのか墓守をする身内がおらず、無縁となった墓所が売りに出されているようだな。
帰りに久しぶりに三鷹に住む友人に連絡をとり、お宅にお邪魔した。三年ほど前に大病を患い、今は息子さんに会社経営を任せて悠々自適の生活。 お互いの近況など小一時間ほどお喋りをして辞去した。
今は、すっかり健康になっているとは言え、いつ再発するかも分からない病を抱えて生きることは正直しんどいよ、と言っていた。 ワタシより二歳年上なだけだが、すでに万一のことを考えて全ての段取りは整えているし、覚悟は出来ているよ、言っていた。
”覚悟”、仏教では「真理を〈さとる〉、真理に〈目覚める〉ことを意味する」らしいけれど、たいしたもんだな。ワタシだったらもっとジタバタするんだろうな。とにかく1年、生きていればまた1年。